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カフェ・ド・ ここあ

カフェ・ド・ ここあ

導き

導き


「なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物ために働きなさい。それこそ、人の子があなたがたに与えるものです。
この人の子を父すなわち神が認証されたからです。」

( ヨハネ6:27)


こちらに転居して来てからすぐに、以前から入っていたある生協の班に入れていただきました。

半年ほど経って、新しい役員を決める時期が来た時、転居してきたばかりの私が、地区の役員になることになってしまいました。地区の人たちのこともまだよく知ら
ないし、不安だらけでしたが、引き受けることになりました。

いざ始まってみると、会議や仕事がたくさんあり、生協の役員さんや理事さんたちと、組合員さんの意識があまりにも違いすぎるので、その間にはさまれた役員は大変でした。

自分の班のことだけでも大変なのに、地区や支部のことまであれこれと次々にこなしていかなければいけないことに、だんだん疲れてきました。

また、その熱心さが、なんだか新興宗教のように思えて、私自身、これ以上組合員を続けていく自身もなくなってきたのです。

もちろん、他の役員さんたちや職員さんたち、以前の地区の人たちや近所の班の人たちには、とてもお世話になり、感謝することがたくさんありました。

でも、もう限界でした。つらくてつらくて何度も涙をこぼしました。そんな時に与えられたのが、上に書いたみことばです。どんなにつらい時でも、誰にもそのつらさをわかってもらえなくても、イエス様だけはわかってくださる、そしていつも側にいてくださる・・・。今度は感謝の涙でした。

このみことばを通して、私は慰められ、そして二つのことを決心することができました。一つは、役員の任期が終わったら、生協を脱退すること、もう一つは、以前から牧師に勧められていた教団の信徒聖書学校で、聖書の学びをすることです。

こうして私は、「永遠のいのちに至る食物」すなわち、イエス・キリストのためにご奉仕ができるように、3年間、信徒聖書学校に通う事ができました。



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